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数学の勉強について 生徒の思い出 個人指導を考える テキストについて

 
 プロフィール
 
 

 私が医学部を志望した当初から、医学部合格は国公私立を問わず非常に難易度の高いものでした。私自身は学力的に多少の自信はありましたが、思ったようには成績に反映されず、合格通知を得るにはいたりませんでした。そんな時、縁があってこの塾にお世話になることになりました。
 毎回の授業や個別指導で自分の弱点をストレートに指摘して頂き、当初はそれが非常に厳しいものに感じられました。しかし、次第にそれらの言葉は励みとなり、弱点を克服することで、やりがいを覚えるようになりました。そして結果的に、志望した大学の医学部に合格することができました。
 ここに入塾される方は中学生であれ、高校生であれ、最終的にはそれなりの大学を目指しています。特に医学系・法科系は年々その厳しさを増しつつあり、それなりの学力を修得する必要があります。しかし、自身の努力だけでは難しい場合が多く、自分をより高いレベルへと導いてくれる優れた指導者の存在が不可欠です。
 優れた指導者とは、得てして厳しく教えるものです。懇切丁寧な指導がよく見える場合もありますが、甘やかしの温床にもなりかねず、かえって生徒を駄目にしてしまうことがあります。つまり、優れた指導力を持ち、かつ豊富な経験をもった優れた指導者がいる塾を選択する必要があります。
 私の経験からすれば、この塾は種々の条件を備えており、選択は間違っていなかったと思います。医学部に入学した現在、この貴重な出会いに幸せを感じている昨今です。



 
 
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 中学生になって間もない頃から様々な塾に通いました。重要科目である数学の塾は4、5件渡り歩きましたが、私にとって勉強は退屈で苦しいものでしかなく、親に言われて仕方なく通うというものでした。そんな私がKMSで数学を学ぶ時間だけは楽しんでいたのです。もちろん、そうなるまでには長く辛い時期があったのですが・・・。
 中学でも数学の成績が良かった私は、KMSで自分の根本的な勘違いを思い知らされました。当初の私は、木須先生がよく言われるところの「一分以上考える問題を解けない」状態であり、今から考えるとひどいものでした。学校ではそこそこの成績を修めていたこともあって、先生のおっしゃることに反抗心を抱いたりもしましたが、1年、2年と木須先生の指導下で勉強を重ねるうちに、自然と「諦めず考え抜いて答えを導き出す力」がつき始めてきたのです。これは学校の授業をまじめに聞いても、他の大手塾でも身につかなかった力で、「算数」とは根本的に異なる「数学」には必要な原動力だと確信しています。
 KMSと他塾との大きな違いは、解らないからと質問してもすぐには答えてもらえないことです。こんなことを言うと、何と不親切な塾だと思われるかもしれませんが、こうして生徒に考えさせることが必要であって、しかもなかなか出来ないことなのです。暗記すること、時間をかけることがそのまま実力につながる科目なら、この方針では効率が悪いかもしれません。しかし、問題を解くためのプロセスを知識ではないところからひねり出す必要のある数学にこそ最適な方針と言えるでしょう。
 現在、私は中学生の家庭教師をしていますが、数学という教科のこのような特長を理解している学生はそれほど多くはないと思います。きつい言い方ですが、受身的な勉強をする学生を、学習法に疎い保護者が引っ張ろうとしているという、ありがちな状態が一因だと言えるかもしれません。
 何にせよ、以前の私のように、数学の勉強に時間だけを費やすというのは非常にもったいないことです。そのような学生が、木須先生のような良き指導者のもとで学ぶことを祈るばかりです。


 
  2018年春  
 

 計算の誤りすら自分で直せない人が出つつある。何が正しくて何が誤りなのかを記憶のあるなしで全てを決めているのではないかと思える。当然、全員言い方を変えて指導している。勉強とは基礎事項とその応用であり、生きていく上で重要な事だと思う。応用とは発明などではない、基礎事項をいろいろ頭にめぐらすだけの事である。特に今多いのは、思いこみから1つの事にしか頭がいかない、はまったら最後という人が多い。私は頭をめぐらす練習をさせたい。
 中高大学受験に関しては第1志望に通る人もいれば、第2、3志望、いや当初考えていたのとは全く違った学校に行く人、途中でやめていった人、再度受験になった人、推薦で進んでいく人と合格校は例年以上ありましたが、誰がいいかは分かりません。人生で何がいいかは、ずっと先にしか分かりません。ただ、この時一番と思う人が手紙を書いてくれたのだと思います。今年は試験前日まで数学と物理を通える限り毎日通っていた東京都市大付属高の上野君と、合格した後で分かったのですが、高校を中退していたという川原君の手紙を載せます。

 

 私はKMSで高1から卒業までご指導いただきました。この塾で学べたものとして最たるものは、「考える力」であったと考えています。この力は、一朝一夕の努力では決して身につかないものでした。中学生の時は自宅で問題を解き、わからなければわりとすぐに解答を見ていました。解答を書き写していると理解できたと感じ、それ以上考えることはありませんでした。そのためか、例題は解けても全く解いたことがない応用問題には手が出ませんでした。しかし、この問題はKMSで見事に解決されてしまいました。木須先生は各生徒の実力を正確に把握しており、それぞれの実力にあった助言をしてくださいました。しかし、それは解答に直結する助言ではなく、再度考え直すためのヒントでした。解答に行き詰まったらヒントをもらい、さらに考えて、だめだったら別の方向からまた考え直しての繰り返しでした。これをくりかえして自分の力で解くことをくりかえしていくうちに、どんな問題も考えれば解けるという自信が生まれました。この諦めずに考え続ける力が、私が入塾当初から掲げていた第一志望の大学をつかみとることができた大きな要因になったと考えています。
 実は、この文章を書いていて、驚いたことがあります。私の文章の内容が、以前にKMSで学んだ他の方が書いた内容と酷似していたのです。別の内容にしようかとも考えましたが、上述した「考える力」こそが、KMSで学ぶことができる本質的な力であると考えたので、敢えてそのままにさせていただきます。
 私がKMSで学んだ諦めずに考える力は大学受験だけでなく、この先の人生において困難に立ち向かって行くにあたって必ずや何らかの糧となるであろうことを確信しています。本当にありがとうございました。
上野君 進学先:東京工業大 7類


 結果を報告させていただきます。試験の感触ですが数学に関してはベストを出せたと思います。2問半ぐらいは完答できたと思っています。特に大問4!直前に微積をやりまくったおかげでミスせずにできました。2年間、時折ブランクもあったりしましたが、数学のご指導ありがとうございました。
川原君 進学先:東京大学文科一類

 

 最後に40年以上、入試に必要な事を追求していくうちに、現時代も「考える力」を重要視するようになってきた。私は「考える」状態に持っていくだけで、何かいいことを教えるのではない。私とぶつかり戦っていけばできる様になると思い、じっと待つのです。

 

 
  2017年春入試実績と木須先生からのコメント  
 

生徒の入退で忙しい春に、偶然次の様な手紙をいただき、親にとっては大変重要な事と思い、この場に載せさせていただきます。


  「いつも娘がお世話になっております。8ヶ月ほど、丁寧にご指導いただきまして、誠にありがとうございました。いたれりつくせりの個人指導は思考力を奪い、弊害が大きいですし、集団での講義型の指導にはついてゆける実力もなく、いろいろと悩んだすえに、KMSにたどり着きました。
  自分で言うのもなんですが、親子で幸運だったと思います。本当は娘が卒業し、大学受験までぜひお世話になりたかったのですが、4月頭に転居することになりました。

  短い間ではありましたが、娘が自分で考えるということを、ほんの少しでも体の芯に入れてくれたらうれしい限りです。

    自分で考えるということ。
    探すということ。
    なにかを見つけ出す根気とひらめきを信じるということ。
    自分が人生をつくっていくということ。

  勉強を通してそんなことに近づけるような先生を探して、木須先生のところにたどり着いた幸運に、娘が10年後感謝すると予知しておきます。
  またもし、東京に戻ってくることがありましたなら、どうぞよろしくお願い申し上げます。大変お世話になりました、どうもありがとうございました。」

平成29年3月28日 Hさん

私は入塾を勧めもしなければ断りもしない。入塾するという人にしっかり数学を訓練するだけです。こんな要望もありました。中1が終わった春休みに、一ヶ月近くで中3の最後の範囲まで数学検定受験のために指導して欲しいという。適当なことはできないのでできるだけやり、目標の半分くらいはやりました。ただそれは知識面が大半で、どれだけ数学の訓練になったかは問題である。先取りをしたい人は多く見られるが、私は本当に重要なのは上の母親が書いた手紙の内容だと思う。

〈中学受験〉

6年前に大手塾のフォローをした生徒の母親からの手紙です。

  「この度、東邦大学医学部に進学いたしました。小学生の時からの夢であった医師になるべく、これから6年間頑張ってまいります。6年も前の事で覚えていらっしゃらないとは思いますが、理系への道筋をつけてくださった先生に一言お礼申し上げたいと思いご報告させていただきました。」

Yさん

中学受験も20年は関わっています。当然いろいろな大手塾のフォローもしてきました。小学校でまあまあできた生徒が中学高校と進むにつれ、数学ができなくなる生徒もずいぶん見ます。頭の訓練としては大変良い面もあるが、入試に受かる事に懸命で、あまりにも小学生の時しかうまくいかない勉強をしているのが原因のように思います。当然そういう勉強をしても、次々上に進んでいく人もたくさんいます。ただ私の様な塾ですと、どうしても中学受験が悪影響になっているなと感じられる事が多々あります。私は小学生だろうが大学生だろうが、数学と接するには変わりがないと考えています。できる人を教えるのが楽なのはこの道にいてつくづく感じるのだが、できない人をどうしたらいいのか、また、どうしてこうなってしまったのかをいつも考えています。

〈大学受験〉

  「僕がKMSに通いはじめたのは高校2年の冬でした。それまでは大手塾にいました。その頃の僕は、数学の成績が悪いというわけではありませんでした。しかし、いつもどこか不安でした。部分点も多く、見た事のない問題は手が出せなかったからだと思います。そんな時、母親からKMSを無理矢理勧められました。
  KMSは問題の解き方を教えてくれるわけではなく、ただただ自分で考えるだけでした。基礎事項が欠けているときは言ってくれますが、わからない問題は時間が無駄だから解答を見るように他塾で教わった僕にとって、長時間考えるのは苦痛と焦りの他ありませんでした。本当にこれで数学ができるようになるのか疑問でした。しかし、通ううちに、どうにかして解こうという気持ちになり、考える苦痛も当たり前になってきました。また、解けた時に今までの達成感とは違うものを感じるようになりました。同じ問題を3日考え続けたこともあります。いつの間にかきれいな解答が書け、完答ができるようになっていました。
  木須先生は、数学に関しては厳しい方です。その先生のもとで頑張ったということが自信になりました。センター試験では思う様な目標点を取れず焦っていた僕が、二次試験を落ち着いてしっかり取り組めたのは、木須先生のおかげです。合格した今でも毎日数学を解いています。KMSで得た「順序立てて考える」ということを忘れないようにしたいからです。本当は、これからも通って数学の勉強をしたいくらいです。木須先生、今まで本当にありがとうございました。」

東京海洋大学海洋資源環境学部海洋環境科学科合格者 H君

ここ数年は受験生でも以前のように私の教材を全員同じ進度で進めるのではなく、学校の進度に沿いながら、私の教材をちょこちょこ使ったり、教科書に戻り基本を終えてから私の教材を使ったり、参考書を使いたい人はそれを使ったりと全員進度が異なるようになってしまった。学校で二次曲線をやるとそれを、複素数をやるとそれを、数Vの微積をやるとそれをやっていた生徒が学校のテストの時はまあまあできていたのですが、一ヶ月もするとできなくなってしまう。センター試験前にはセンター試験の範囲ができなくなり、センター試験の全範囲を復習した。センター試験が終わればまた数Vができなくなっているので、数Vを復習し、ぎりぎり直前に赤本に手をつけ始めた。1日1問。後半には2問やれるようになり、入試に向かっていった人が何人かいました。私はダメだと思うも、本人たちが毎日一番に来て4時間近く頑張るので、私も文句を言いながらやりました。本人たちも奇跡的な合格だと言っていた。こういう人たちも答えを見て理解していく人たちには勝つのだと思います。この頃の生徒のできなさを感じられる反面、毎日通ってきた生徒は(私は生徒に「塾に来なさい」とは、まず言わない。)できなくなった時に冷静に気持ちを立て直し、最後まで諦めなかったことが合格に繋がったのだと思います。


・Mくん:筑波大理工学郡社会工学類、東京理科大理工学部、明治大理工学部

・Iくん:埼玉大工学部建設工学科(後期) 
(上述の生徒で、国公立二次試験(前期)の対策は赤本すらやれなかったが、後期でぎりぎり間に合った。)

・Sさん:立教大経済学部会計ファイナンス学科
(入塾後に学校の成績が大変よくなり、推薦で合格した。)

・Mくん:筑波大生命環境学群生物資源学類
(高校で1年間の留学をしたため、学校で習ってない範囲を教科書で一からやった。)

・Iくん:東京医科歯科大歯学部歯学科
(予備校に一学期だけ通いやめてきて、入塾した。できない生徒が来るのはよくあるが、まあまあできた生徒でした。ただ、本人は「成績が下がったから来た」と言っていた。)

・Aさん:慶応義塾大(文系)
(合格後も数学を勉強したいと言って入学前まで通った。)

・Iくん:東京理科大理学部物理学科、慶応義塾大(SFC)

〈高校受験〉

・Sくん:国立東京工業高等専門学校物質工学科、都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科荒川キャンパス
(毎日のように通ってきた。)

・Tさん:都立千早高校

他、中高大内部進学多数

 

 
  2016年春入試実績と木須先生からのコメント  
 

何かしら数学に問題があるので、当塾に来る人が多い。うまい話はないので、すぐに勉強しだすのが基本だ。想像を絶するような状況にもかかわらず、何も言わず勉強をしたIさんは合格した後『先生に会わなかったら一生浪人していたと思います』と言った。最後に合格した生徒(岸君)からの手紙をのせます。

木須先生へ

  私がKMSで学び始めたのは高校1年生の時からでした。私は単に数学以上のことを教わったように思います。私は数学ができる生徒ではありませんし、残念ながら第一志望の一橋大学には合格できませんでしたが、決して低いとは言えないセンター試験の足切りを超えて、超難関国立大学を受験できたのはとても良い経験でした。
  これは偏にKMSに足繁く通ったおかげだと思います。その中で一番勉強になったと思うことは、問題を解く態度です。KMSに通う以前は何か問題に解き方があるのではないか、と狭い視野で考えていました。KMSで数学とじっくり向き合う時間をもつうちに、本当に重要なことはちゃんと全体を見て問題(作成者)の言わんとすることを素直に見られるかということだとわかりました。調子が良いときはパズルのピースがはまるように解けて自分でも感心する程でした。このことは数学だけではなく英語や他の科目、ひいては受験への取り組み方も変わりました。「全てを見通し、素直に反応する」これは全ての学問に通じる、簡単なようで難しいことです。時折KMSのことを思い出しながら大学、そして社会に出ても精進していきたいと思っています。
  今までありがとうございました。そしてこれからも先生が健康でお仕事を続けられることを願っております。

岸 良亮


全員個別指導のみの生徒です

●大学入試
Aさん:埼玉医科大、北里大・医
Aくん:慶應義塾大・経済・法、東京外国語大、早稲田大・政経・法
Aさん:東京海洋大・海洋科学(食品生産科学)、明治大・理工(応用化学)、成蹊大・理工・文学部
Eさん:明治薬科大、武蔵野大・薬
Hくん:法政大・経済、東洋大・経済・経営
Hくん:日本大・生産工(電気電子工)
Iさん:熊本大・医
Iくん:慶應義塾大・法(法)(推薦)
Kくん:東京工業大・第1類、慶應義塾大・理工学問1、東京理科大・理(物理)、明治大・理工(物理)
Kさん:千葉大・文、明治大・法、東京女子大・現代教養(国際社会)
Kくん:国際基督教大、上智大・法(国際関係法学)、立教大・経済(経済政策)
Mさん:弘前大・医、昭和薬科大、東邦大・理(生物分子科学)
Mさん:De Anza College Film/TV Production
Mくん:山口大・獣医、北里大・獣医、日本獣医生命科学大・獣医
Nくん:東京大・理U、慶應義塾大・理工 学問3
Sさん:慶應義塾大・経済(経済)・法・商、上智大・国際教養、早稲田大・国際教養
Sくん:上智大・経済(経済)
Yさん:筑波大・医、防衛医科大・医

●高校入試
Iくん:都立雪谷高
Mさん:東洋大付属京北高
Oさん:富士見丘高
Oくん:都立白鴎高、成城高
Sくん:都立小山台高、東京農業大第一高
Wくん:東邦大学付属東邦高

●中学入試
Bさん:女子美術大学付属中
Kくん:広島県立広島中
Sさん:山脇学園中、大妻中野中
Tさん:東京女子学園中
Tくん:青稜中


教師を40年やっていて、数学の力の低下をしみじみ感じる。原因はすべてにおいて"急ぐこと"であると思う。こうやって解くんだよ、と小さい時から言われ、勉強してきた人は忘れることも多くなり、復習すればするほど同じ問題しか解けなくなる。このやりかたでは応用力が身につかない。当然、基本は理解し、覚えるのだが、問題を自分で考えるようにします。どうしても解けない時、解答を聞くのがよい。無駄のように思えるが、考える時間が大事である。



 
  2015年合格体験記と木須先生からのコメント  
 

合格者を示すのが目的ではなく"数学の勉強"について知らせるのが目的です。本年度も他にもいろいろなケースの合格者がいるのですが、親子共々私の生徒で個別指導のみで合格した生徒が合格体験記を書いてくれたので掲載します。併せて"数学の勉強について考えている方へ"も掲載します。

成田航平 【東京大学 文科一類】

  塾に通い始めた頃の僕は、定期テストの点はとれるが模試では点がとれないという典型的なダメ学生でした。定期テストは数学ではなく、教えられた手順を何も考えずに繰り返すだけ(そうではない学校もたくさんあるだろうが)なので点はとれるが、模試ではそうはいかない。いわゆる数学的思考力のようなものが足りなかったのである。本質的に数学を考える力を補完できるのがこの塾だと僕は思っています。
  当初はわからない問題を2時間も3時間も考えさせられたこともありました。その時は木須先生を恨みましたが(すいません笑)、振り返ると、わからない問題を徹底的に考える経験こそが自分に足りなかったものだと気づきました。通常の塾では、講師が生徒の自力では再現不可能な鮮やかな解答を披露する中、生徒が解説の途中で疑問を持っても授業は進んでしまう光景が多く見られる。自分を含めた、数学が苦手な人にとって必要なのはそういった環境ではなく、「最初から最後まで全て自分で考え抜いた」という経験だと思います。どうしてもわからない時は先生が絶妙なヒントをくれたり、類似問題を提示してくれるのは個別指導だからこその利点です。先生の熱い指導もあって大の苦手な数学を東大受験生の平均程度まで上げられたことで、自分は志望を実現することができました。この塾でならったことは数学だけに反映されたわけではなく、現代文などは用いている記号が違うだけで数学と本質は同じで、論述式の問題が多い東大の問題では論理的に解答を整理する必要があり、この塾で培った思考力は大きな手助けになりました。大学に入ってからもディスカッションやプレゼンテーションの機会で数学的思考力が役に立っています。僕のことを最後まで面倒を見てくださった木須一郎先生に心より感謝申し上げます。


【木須先生のコメント 数学の勉強について考えている方へ】

私は今まで塾、学校、予備校でかむしゃらに授業をした。振り返ってみて、誤ったことをしたとは思わないが、あまりにも授業だけで上手くいっていると誤解していたと思う。つい最近、教え子だった教員から、私のことをアクティブな先生と称し、本校の数学教育に関して助言して欲しいと話しがあった。個別指導を始めて20年近くになろうとしている。今、私は教育について異常によく考える。できれば学校の先生に読んでもらえればと思い、以下に書きました。


勉強しないでできないのは当然だが、勉強してできないのは我々先生に問題があるのではないか?小学生時代にすらかなり勉強していた中学校受験を経てきた生徒の算数の勉強の仕方は問題のパターンを覚え、それを使っていく。当然基礎事項は必要だが、問題が重要になってくる。例えば算数のつるかめ算のように、この問題はこのように解くというように、ひとつひとつ問題の解き方を塾で習う。これが数学の誤解の始まりである。中学生以降になると問題を数学の道具(方程式、関数…など)を導入することによって小学校より楽に(楽とは思っていない人が多い)また、より幅広い問題まで解けるようになっていく。まず学校の授業で伝えてもらうことは、中学受験的(小学生的)な考えでは限界があり、応用性がないこと。更に中学校以後の知識がどうして必要なのかをということ。

中3なのに食塩水の問題を面積図を描いて解くのを見たことがある。中学受験でよほど多く練習したのだと思うが、あまりにも幼稚である。数感覚(自然数→小数→分数とレベルが上がっていく)が良くて(中学入試は合格できる)文字感覚
が悪い子ほどこの幼稚さがでる。

この文字感覚(自分で考え処理しなくては身につかないと思う)更には大学受験で新しい概念(ベクトル、複素数…など)の使用と共に大事な問題である。始めに戻るが、問題が重要、すなわち解き方を覚えるのが中学、高校と続いていくと数が違うだけで、恐ろしいくらい全く同じ問題しか解けない。一概に棒暗記というわけではないのは困ったことで、どうも人間の頭には写真機的能力があり、解答がずうっと見えてくるのである。ただこれは長くもたないもので、近いうちにほとんど同じ問題がでる学校の中期、期末テストぐらいは何とかなる。日が経ってしまえば、覚えていても一行(一手)問題くらいしか解けなくなってしまう。これでは大学受験では上手くいかない。学校では基礎事項の説明、定理の証明、定理の使い方を教え、残った時間で演習(復習的なものではなく)をやってもらいたい。教科書の例題ですら正解を発見して解けたというのがいい。当然人によって一手ものしか解けない人、二手、三手となっても解ける人となってしまうので、問題はレベル1.2.3.と用意しなければならない。どんな人でも待ってあげるのが一番。下手なりにも自力で解けることが力となり、レベルが上がっていく。

学校によってはチャート式の例題すら全部授業で解説し、教科書よりレパートリーを広げさせているのを見る。いくらレパートリーを増やしても切りが無いのが数学である。こういう学校にとんでもない子を見る。

しかし何も言わなければ一人で通しでできず、挙げ句の果てに教科書をペラペラめくり類似内容を見つけ変なことをして1時間以上かけて0点状態である。今、彼には基礎事項より素朴に解く練習をしている。

基礎事項から問題を解く。どうしても解けない時、ここは覚えておかなくては解けないな!というのが理想である。今年のセンター数UBは例年通り量は多かったが、かつてないくらい簡単で80点くらいは楽にとれるテストだと解いた後に思った。しかし平均点が40点くらいだったとのこと。通しで同じ問題は問題集にはないが、言われたとおりひとつひとつ解いていけば(先のことは考えない…大変難しい)実に簡単である。問題を覚えて解いていく人(方針を立てるとか、何の問題と考えるとか外見的に判断するとか数学を復習のみでする人)ができなかったのだと思う。

次にセンターはできたけど誘導のない2次私大の問題ができない人がいる。ひとつひとつ言われると解けるが誘導が少ないと解けない。当然大変なことだが、上手い方法はない。普段からあれだこれだと頭を回す習慣が必要である。大学受験生(浪人)で秋口までずっと復習的な勉強をしてしまった人がいる。浪人なので複素平面は未習。まず教科書をやらせて、その後に問題集を解かせた。1問に3日かかったこともあり、何度となくノートにXを書く、1問に10ページぐらい使うこともあった。普通こんなには待たないのだが、この子には数学の訓練として良いと思った。基礎事項と若干の覚えておくと楽なポイント問題を解くという大変良い練習となり、ようやく考える勉強になったねと本人に言った。どの分野でではなく数学なのである。少し経って模擬試験でもようやく成績が上がり、つい最近私大の医学部で9割方でき、今年は今まで不得意だった数学で合格したと言ってきた。覚えている問題を解いていくのは数学の勉強になっていない。先生からすると忘れていることが多いから復習させるのでしょうが、復習することが同じ形のものしか解けなくさせている。(逆に英語はそれがいいと思う。)数をこなして練習していくより、ひとつをじっくり解いた方が数学は残るし、結果的には時間が少なくてできるようになると思う。

国立の入試前日に最後としてやってきた学生が帰り際に「数学が苦手だったという状態から通い始めましたが、数学のおかげで考える習慣が身につき、他の科目では味わえない事を得て、全てに役立った」と言った。私自身、数学は数学のためにあるのではないといつも言っているので特に文系の人からそう言われると、正直いって嬉しかった。卒業者、入塾者が多い今、これを書いているのだが、予備校に何年も通っている人で予備校のテキストを持ってきた。復習もよくしていそうだから一問拾って解かせてみた。すごく丁寧な解答ができ、当然満点なのだが学生らしくない解答が気になり、私の問題集からほとんど同じ内容で同レベルの式が違うだけの問題を解かせたら、めちゃくちゃだった。その話しを29年目に夢が叶って医学部へいけますと言ってきた今年の卒業生にすると「私も予備校に通っている時「3度復習しなさい」と言われ、実行し、いざ本番になると少し違っていただけで戸惑い、いつもテストでは上手くいかなかった」と言った。予備校で上手くいく人もいると思うが、数学力のない特に真面目な女の子にこのタイプが多い。彼女にも人一倍苦労して数学をやらせた。その彼女は考える習慣が身につき伸び悩んでた化学までできたと言った。私は考える方法を教えている訳ではなく、考えさせているだけで、ただ待っているだけです。今年は特に高校入試の生徒にも同じ事を言われ、逆に言うといかに世の中が考えない習慣が多くなったのかと思います。29年目の彼女が仕事場で決まった仕事をいかに早く終えるかという事を言われたという言葉が残っています。

数学の大学受験は知識の大小を問うのではなく数学的ものの考え方の大小である。いつまでたっても楽にはできないので、普段から諦めない持久力を養っていくことである。これからの入試は難しくはなく、覚えるものも少ない、ただ単純ではない問題が主役になると思います。


最後に私の教え子で数学の教師をしている人から電話があった。入試前なので毎日夜9時ごろ迄生徒に付き合っていると言っていた。こういう人が増えていけば塾や、予備校はなくなるでしょう。




 
  2014年春 入試実績  
 

合格はその人その人の運命を感じる。1つの教室で授業をして、何人中何人合格したかというものではなく、全員、私が個人指導をしている生徒の結果です。合格というより辛いことの方が多すぎる。
※合格校は()内に記載


●大学入試

・私が個別指導を終えるまで、教室の外で父母、本人の3人で立って待っていたことが印象に強く残っている。その際"3浪目になるのですが入塾できますでしょうか?"と言われたので"はい"とだけ答えた。私は誰にでもあれこれ聞かない。ましてや"元気を出せ"などとも言わない。大事なのは現在の数学の状況だけである。少し通っているうちに数Vは教科書をもう一度やるべきと言うと、1カ月ぐらいで終えてしまった。次に私が作成したテキストを進めた。その後、秋口に体調を崩し、入院してしまった。学力より精神的に本当に辛かったと思う。受験を終えて合格したことを報告に来たとき、涙ぐんでいたように思う。
(横浜市立大・医、東邦大・医、日本医科大・医、日本大・医)

・現役の時、数学が苦手ということでやってきた。厳しいことも随分言ったと思う。最後には合格する力は持っていたと思ったが、志望校に落ちてしまった。落ちた報告を聞いたときに、私は予備校に通うことを勧めた。(予備校へ通っても何にもならない人は多いが、彼は当塾で学ぶよりも良いと思った。)予備校に通いだして1年後、補欠だった学校に合格。その日の内に報告しに来てくれた。
(杏林大学・医)

・当塾で個別指導を受けてから、初めての学校の定期テストで満点をとり、本人と母親が驚いていたことが印象に残っている。高校で数Bをやっていないということで、数列、ベクトルを1から当塾で学んだ。教科書の基本を終えて、センターの過去問を初めて解いたとき、1問に2時間くらいかかっていた。学ぶにつれて、だんだん解く時間は短くなっていったが、志望校には現役では無理であった。
(東京学芸大・初等・社会、帝京大・文・教育)

・何をやっても良くできた。しかし、落ちた。私には何故落ちてしまったのかわからない。改めて入試というものを考えさせられる。おそらく1つ、つっかえ自信を持てずに次々入試を受けていったのだろう。今は、大変有意義に勉強しているようだ。
(東京理科大・第二工・建築)

・問題の上に例題がないと解けない。(今の生徒には多い。)推薦で合格すると思って勉強していたのがいけなかったのだろう。推薦に落ちた後は本人も真剣になったが、すぐにはよくならなかった。私自身困っていたが、穴埋めだとできることを見つけ、そこからジワジワできるようになっていった。最後には、考える力がついて理系らしくなった。
(東京電機大、日本大・生産工)

・学校の定期テストは何とかなったが、入試の総合問題になるとできない。本人が推薦を希望し合格した。
(東京薬科大)

・社会人で派遣社員として仕事もしていたようだ。私が何か言えばできるが、問題を1人で解くといろいろ失敗しながらかなりの時間をかけて解いていた。最後には模試での成績も相当上がったと言っていた。1つ1つをなるべく自分で解いていくのが大事なのだとつくづく思った。それでも模試の成績から推すと、本番ではまだ力は出しきれなかったのだろう。
(帝京大学・薬、武蔵野大・薬、城西大・薬)

・高3になり数学は必要なくなり、引き留めたわけでもないが、英語と国語を当塾で学ぶ。うちのように商売っ気のない私塾が好きだったのかもしれない。
(聖徳大・児童学部児童学科児童文化コース)



●高校入試

・英語と国語がよくできて、数学だけができないので入塾した。初めのうちはつっかえるとすぐに質問してきたが、"英単語がわからないのとは違うから、もう少しじっくり取り組みなさい"と言った。それまでの『できないと答えをすぐに聞く、または解答を見る』習慣から、少しずつ1人で考えて解けるようになり、自信がついていったようだ。この自信がついてくるということこそ、数学にとって大事なことである。この自信はヒントを聞いたりしていてはつかない。自分で考えて解くことでついてくる。
(都立西高)

・英語はよくできる。数学も授業後ならよくできる。棒暗記ではないのだが、解答が頭に残るようだ。しかし少し日が経つとできなくなる。(こういう生徒は実に多い)やはりできなくなった時、基本に立ち返り、じっくり考えて自分で解答に辿り着くことが大事なのだと思う。
(都立深川高(外国語コース))

・12月頃に付属中学から外に出るように急に言われ、(高校の紹介や試験対策など一切なく、学校は教育の場なのか、と思った)高校入試勉強の英・数・国を学ぶ。一般入試を受けるつもりだったが、推薦で合格してしまった。
(駒場学園)



●中学入試

・第1志望への合格は難しいかと思っていたが、追加合格した。
(横浜共立学園、浦和実業学園(A特待)、専修大松戸、山脇学園)

・母親の協力もかなりあり、四教科とも当塾だけで上手くやれた。最後の最後で合格した。
(かえつ有明、仙台育英)

・小1から入試直前まで母親が送り迎えをしていた。ずっと受験のことを考えていた。
(駒場東邦中)



常に本人に良い形を考えます。入塾の時も当塾を勧めたりしないのは、自信がないわけではなく、本人が本当に通いたいときのみ入るのが良いと思うからです。

 
 
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  ●大学入試
学校の授業後に教科書併用問題集をやると、とても良くできるが、1〜2カ月後、他の分野を学んだ後に、以前の授業後にできた問題をもう一度やると解けない。こういう生徒が増えてきた。これでは一般入試は無理である。一つの分野をやっていると、その分野に慣れてしまい、勢いがでてきてしまう。問題を棒暗記しているのではないが、解答がすらすらと出てくる。しかし、日数をあけて時間が経つと以前は解けていた問題が解けなくなる。
例えば…

 
 

 
 

全先生、全問題集、当然私もこの解答を出す。このコースの解答が日が経つと解けなくなる人を生む。数学のできる人は問題から


要するに、解答を書く順番と頭に思いつく順番は違い、日が経ったときに解けるためには、解答をすべて覚えて解くのではなく、"基礎事項より解く"ということであり"少しのことを覚えて解いていく"のである。私自身そうだが、ここまで考えて授業する人はいないと思う。

ここで上記に当てはまる二人の生徒の合格を伝える。
一人は、推薦入試に的を絞り、徹底的に学校の成績を上げる事を目標とし、最終的に学校での数学の評価は5段階中の5になったと本人は言っていた。また、数学ができるようになったら、他の教科もできるようになったとも言っていた。結果、慶應義塾大学 理工学部に推薦合格した生徒である。

もう一人は一般入試で、東海大学 医学部(明治大学 理工学部)に合格した生徒である。学校と同様に授業をすれば、始めに書いた事と同じ事になるので、まず一学期のテキストを基礎事項より解く。(テキストの内容は…入試問題だが教科書の例題が全て入るように構成したもの、基礎事項も含まれる。)1学期はテキストを使用しての個別指導型で進めた。必要最低限の覚えていく物で解いていく、"数学は少し覚えて解いていく"ことが重要である。学校の内容は、逆に学校だけでやることになったと思う。この生徒が「家で2時間かかっても解けないのでヒントをお願いします。」と言ってきた。正直私自身も時間の無駄になっているのではないかと不安になったこともあったが、今の子ども達を見ていると一つのことを考えるとそれだけになってしまい、他のことに頭が回らない…。
例えば…

 
 

 
  とできる人が、他の文章題の最後の部分でたまたま

 
 

 
 

と誤った。どこかおかしいと指摘しても誤った所はすぐ繰り返し気づかない。1時間待った。

それを直すのにも、粘り強くあれこれ考えることが役立ったのではないかと感じた。他の医学部や他学部もほとんど落ち、それでも最後まで諦めなかったことも、この粘り強さからきていると思う。学校内でたった一人の医学部合格者だと言っていた。この生徒は土曜日の2時に教室に着き、それから10時過ぎまでぶっ通しで数学をやる。途中夕食を食べる10分くらいの時間に英単語集をやっていた。このやる気と実行力を除けば、至って普通の力の生徒である。人にはその時その時に能力の差があり、無理なものもある。力が足りないからといって、単に真面目に理解し復習するだけではダメで、この生徒のように一見無駄と思えるようなことが、つくづく大事なのだと思った。私の指導がすごいのではなく、また、いい方法あるから受かったのではない。数学ができない人に伝えたい。"自分でやることです"です。上手い説明で概念が身につくのではなく、悩んではじめてその概念が身につく。解けないものを自力で乗り越える経験が大事なのです。私は教材を与えますが、後は生徒を見守るだけです。

やはり一行問題しかできないで、なんとか大問ができるようになりたいと入塾してきた生徒がいる。粘り強さはついたのだが、基本がなかなか身に付かず、どこも受からないであろうと思っていた生徒が、「受けた私大は全て受かりました。」と報告してきた時は驚いた。今の入試では基礎は少しくらい欠けていても数学に対する姿勢があれば合格する。結局、立命館大学 映像学部に進学した。(立命館大学 情報理工学部、法政大学 情報科学部、東京電機大学 理工学部)

この生徒達と一緒に数学と物理を勉強した大変素直な生徒は学校のテストで、これが出るというものだけをしっかり理解し、覚えてテストをずっと受けていたので、考えて解くということに苦労していた。私大には全て落ちたが、第一志望の横浜国立大学 教育人間科学部に合格した。

今年は授業のスタイルではなく個別指導型のみ(テキスト不使用)で進めた人も多く、特に大田教室では生徒が毎日通い、理科・英語も勉強していた。個々によって状況は違いますが、進学先のみ記載します。

・慶應義塾大学 経済学部(内部生)…最後には数Vもでき、理系並みになった
・慶應義塾大学 法学部(内部生)
・明治学院大学 社会学部(AO入試)
・横浜薬科大学(一般)
・神奈川工科大学 工学部(一般)…もう少し早くエンジンがかかればよかった

●高校入試
この節、生徒に気が入りだすのは中三の秋ぐらいで、塾の仕事をしている者としてはやや寂しいのだが、それでも全員希望通り合格した。私は愛想が悪いのに、私を信じていたのか、いつも笑顔を見せていた生徒は都立上野高校(明星学園高校)に、直前に成績が上がった生徒は都立雪谷高校に、一緒に通っていた生徒は都立八潮高校に進学した。都立を受けずに朋優学園一本に絞った生徒は、初めて過去問を解いたときにはほとんどできず、一分野ごと、必要なときには小学生レベルに戻り勉強し、朋優学園 特進クラスに合格した。後の3人の生徒は全教科を指導した。

●中学入試
大田教室では四教科全てを指導した。模擬試験では良い判定が出ずに、一時は親御さんも二教科にすべきではないかと諦めかけていたが、過去問をしっかりやり、最終的に目標の学校に合わせて勉強をして上手くいった。最後までニコニコして塾に来た。
・立正中学校
・明星学園中学校(東京家政大学附属中学校)
・共立女子中学校

進学先以外の合格校は()内に記載



 
  2011年春 入試実績  
 

●大学
・京都大学農学部 資源生物化学科
「英語の成績が良く、あと数学ができれば合格するとのことで当塾に来る。こういう学生にいつも言うことなのだが、英語での合格者の点数より50点多く取ることはできない。逆に、数学で合格者より50点低くなることは平気で起こる。よって特に理系には英語でカバーしようなどと考えてはいけない、と言う。実際、彼女は本番で6問中4問完答したとのことで、数学で合格したと言ってよいと言っていた。」

・東北大学工学部情報知能システム総合学科、早稲田大学 基幹理工学部、慶應義塾大学 理工学部学門4
「なにしろ計算が速い。できる方だと思い成績を聞いたら、偏差値は50くらいとの事。もう少し良いのではと思った。成績が伸びなかったのは1度解いた問題をことごとく×にしてしまったからだ。これもいつも言うのだが、普段の勉強の時、遅くなろうとも1回で全部合うように計算し、その合う状態を保ちつつ練習で少しずつ早くしていくこと。速く解いて半分誤るのを繰り返していては、決して当たるようにはならない、と彼には特に注意した。最後まで私のテキストのできない部分を解いていた。本番のテストでは、合格点を取れて喜んでいた。」

・東京工業大学 5類電気電子工学、東京理科大学 理工学部 電気電子情報工学科
「定期的な解答を覚えていないとテストでは損だから覚えろとよく言った。といっても、全ての問題が覚えて解くだけではないので、考えて解くことの重要性は常に私自身強調している。この考えて解くことに関しては、彼はできていたので、解答を覚えることで考えることをカバーできることを、この節特に感じている。」

・横浜国立大学 教育人間学部
「東大を受けると言っても、私はいいと思っていた。絶対受かる学校ということで、受験した。無謀と思える受験が多い中で珍しいことである。」

・慶應義塾大学 法学部(推薦)、経済学部(推薦)
「一人はとてもハードなラグビー部の選手だった。当塾に来たばかりの頃は、学校の授業で何も理解していなく、当然できもしなかったが、定期テストの範囲を順に、時にはいろいろ前に戻りながらやっていくと、そこそこテストで点がとれるようになり、高3の最後の方になると学校の授業内容もそこそこ理解してきて、定期テストもクラスで2番になったと言ってきた時は、さすがに私も驚いた。ただ、テストが終われば忘れてしまうと言っていた。推薦入学はこのようなもので良いと私も考えられるようになった。」

・東京海洋大学 海洋科学部 食品生産科学科、明治大学農学部、東海大学 海洋学部水産学科(学費免除)
「数学でも物理でも特に遅い。しかし、この遅い人は努力して必ず上手くいく。1年浪人はしたけれど大学に入って更に勉強していくように思える。」

●中学
・かえつ有明中学校
「6年生の10月半ばに中学受験をしたいと当塾に来る。それまで公立の小学校に通っていただけで、塾にももちろん行っていない。私自身こういったケースの生徒を担当したことは経験がないし、当然無理だろうと思ったが、この子の兄が当塾に通っていることもあり、断るわけにもいかず、2科受験かつ本人希望の1校のみ受験、ということで引き受けた。毎日のように通わせ、3カ月半でなんとか合格でき、こんな事もできるのかと、私自身偏見を持ってはいけないと思った。算数・国語を全面的に引き受けたわけだが教えた内容は、算数はうすい問題集を1冊に絞り、過去問とともに同じ事を3回やった。」


■2012年春を振り返ると…
あまりにいろいろな人が来るのだが、3月に来た4浪を終えて後もう1年ということで当塾に来た女の子の話を書く。
昨年、前の塾で1対1で先生が教科書レベルの内容であるものを黒板に板書したものを写したノートと直前に使用した問題集を見ることができた。前の塾は2時間22000円の料金だったそうだ。おそらく浪人したての時は入試問題の解説を聞いていたのだと思うが、年々基本ができていないことに気がついて、そのような形をとったのだと思う。基本がない人にとっては、ありがたい教え方だったのかもしれない。当塾にも習っていないので、何も知りませんという人が来るが、その場合、学校の教科書を読ませ、問いを全て解かせて、ノートを見て、誤りを直しながら、わからない所を説明したりする。このやりかたの方がはるかに合理的で数学力も身につく。基本ができた後で入試対策を考える。この形がとれなかった学生はいない。数学では1対1で教えることが必要なのかと改めて思う。例えば英会話などは1対1でも良い面はあると思うが、習うことに慣れてしまうと、自分では考えなくなる麻薬みたいなものである。



 
  2011年春 入試実績  
 

本年は世間的には評価は低いかもしれないが、私にはあまりにもドラマすぎた。

●大学
・聖マリアンナ医科、兵庫医科
「生徒の中ではテキストを一番やったと思う。最後まで頭の固さはあったが、最後には合格しない事はまずないと思っていた」

・聖マリアンナ医科、愛知医科
「医学部専門の予備校を経て、3年目に当塾へ来た。合格の電話の時「先生と会えて考えが変わった」と言っていた。(すなわち勉強以上に今までの事を反省し直す事が大事だとつくづく思う)」

・東京都市大 工学部 生体医工科
「勉強どうこうより、将来生きていく為に、人間的に必要な事をうるさく言った。数学、物理のみの入試で本当の最後の最後で合格できた時のほんの少しの笑顔を見て、私は「初めてだね、そんな顔」と言った。彼は入試が近づいて来た頃、ようやく私に話せるようになり、合格したときは「ありがとう」とも言った。ただ単に私を信じ、毎日通っていた。実は彼の父親が高3の春に亡くなっていたこともあり、しっかりとしてほしい、という気持ちもあった。」 

・法政大 法学部 国際政治学科
「合格して私の所へ来た時、「先生のおかげで自分で勉強する事ができるようになり、ここまでのびました」と言っていた。(入試は数学だけではなく、文系の彼にとっては数学は一部でしかない。だから私は数学を勉強することから全教科ができるようになると言っている。)この生徒が私の所へ始めてきたとき、「先生はどうして教えてくれないの?」と思っていたと言っていた。しかし彼はその時、自分でやらなければいけないと思い、続けていったそうだ。彼は高校生の分野の内容をやるときに、中学の計算がギリギリにしかできない(中学の計算が完全にできなかったら問題内容を戻してやった)ので楽ではなかったと思うが、ここで甘えるかどうかがその人の勉強に対する明暗を分けると私は思う」

・東京農業大 地域環境科学部 生産環境工学、東海大 工学部 生命化学科
「受験生授業には出さず、高校の教科書を1から順にやって合格してしまった」

・実践女子大 食生活科学部 管理栄養士専攻
「小6の中学受験の直前に来て、大学の推薦まで個別指導に休まず楽しく通っていた」

●高校
・都立八潮 、日体大荘原
「本人は推薦で合格すると思っていたので、いまひとつの頑張りが出なかったせいか、不合格になってしまった。しかし一般入試を受けて合格し、今では前向きな姿勢で勉強しているので、クラスで1番となった」

●中学
・共立女子
「5年から当塾のみで4教科をやる。頭の良い子ゆえに勉強の多くはやりたがらない。普通の受験塾並の勉強量をこなせばどこでも合格できたかもしれない。1日1時間は勉強しなさいと言い続け、この勉強量で合格したら全受験生がうちに来てしまうと、よく私は言っていた。今は受験時より、しっかりと勉強しているので、成績は大変良い」

・玉川聖学院、麹町学園女子
「6年に入るまでは完全に補習でした。例えば割り算の筆算を1日に2〜3問しかできないくらいでした。それが6年になり急に受験をすると言った。私は無理だと思いながら、まず学校に沿って進めていった。少なくとも今までと違って本人の気持ちが入っていたので、少しは良かった。本人の希望は4教科だったが2教科に絞り、最後には少しはできるようになっていた」

・麹町学園女子(特進)
「小1〜小6夏まで大手塾に通い、授業の復習を機械的にやっていたせいもあり、一番下のクラスから上がることができず、このままではどこも合格しないだろうと思い当塾のみにした。復習だけで解くよいう形ではなく、素朴に考えて解くといううことを強調し、あきらめずにじっくり解くことを心がけて、少しでも今までやったことが表れてくれればということを考えて指導した」



 
 
2010年春入試実績
 
 

●大学
・北里大学 医学部
・東邦大学 医学部
・東邦大学 医学部
・日本大学 医学部、杏林大学 医学部、獨協医科大学、埼玉医科大学
・早稲田大学 教育学部 数学科、東京学芸大学 初等教育教員養成課程 数学選修、
 東京理科大学 理学部、東京理科大学 理工学部、明治大学 理工学部、青山学院大学 理工学部
・早稲田大学 法学部(推薦)

●高校
・都立田園調布高校、東洋女子高校
・東洋高校
・駒場学園

●中学
・女子美大付属中学校
・広尾学園(特進)
※中学高校の内部進学者は記載せず。

 
 
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●大学
・宮崎大学 医学部
「文系大出身で当塾で3年かかってしまった」
・慶應義塾大学 環境情報学部
「中1から個別指導で通い、第一志望校に合格」
・獨協医科大学 医学部
「高校・予備校で何をしていたのかという程、知識(特に物理)が少なかった。私の言う事をあまりにもよく聞く生徒だった」
・日本大学 医学部、早稲田大学 教育学部
「2浪目より通うが、数学は予備校時代での勉強が悪かったのか、高校卒業時より悪くなっていた。当塾に来て初めて自分で手を動かすようになったらしい」
・東京女子医科大学、聖マリアンナ医科大学
「1浪目より通うが、高校では何もしていなかったと言っていた」
・学習院大学 理学部 (推薦)
「小5より個別指導に通う。高2まではあまり気持ちが入っていなかったが、高3になって目標に向かって前進して大逆転となった」
・青山学院大学 経済学部 (推薦)
「中1より個別指導に通っていた」
※大学受験の授業に出席していたのは7名、現在2名未定。
●高校
・慶應義塾高等学校、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院、市川高等学校
「中学受験で失敗し当塾へ来た。その事をバネに勉強し後半はまるで手が掛からなかった」
・小山台高等学校、國学院高等学校、東洋高等学校
「まさしく1つ1つの問題を解くのに時間がかかった」
●中学
・和光中学校
「3年間進学塾に通っていたそうだが、受験のことはほぼ身についておらず、自信もかなり失くしていた。その塾では計算問題だけで行けと言われたが、当塾に秋から入り、基礎事項問題を解けるように1からやり直し、本当に大変だった」
・横浜共立、洗足学園、田園調布
「四谷大塚の通信教育を小6から始めただけだった。こういう子ばかりだと塾はなくなる」
※中学、高校受験者は共に2名ずつ。
※中学高校の内部進学者は記載せず。

 
  2010年春 入試実績  
  ●中学
・慶応義塾中等部、 立教池袋中学校、 高輪中学校
・品川女子学院中等部、 昭和女子大付属昭和中学校、 理数インター
●高校
・駒沢大学付属高校、東亜学園
●大学
・慶應義塾大学 法学部 (推薦)
・慶應義塾大学 薬学部、 北里大学 薬学部、 東京理科大学 薬学部
・明治薬科大学、 東京薬科大学
・東邦大学 医学部
・東京女子医大 北里大学 医学部、聖マリアンヌ医科大学
・慈恵医大、昭和大学 医学部、東京医科大学、愛知医科大学
●大学院
・東京大学、 慶応義塾大学

●2008年度中学受験者は2人、高校受験生1人、大学受験生は7人。
 毎年大変良い合格実績が出るのは、「学問に王道なし」を言い続けているためでしょう。
 



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